第8章 : いつやるの?『今でしょ!』 誰がやるの?『僕でしょ!』

【ポイント】

  • ニュータイプ育成のための3ステップ
  • 次世代で活躍するために必要な、5つの思考力
  • ニュータイプ錬成のためのタイムリミット

第8章 : いつやるの?『今でしょ!』 誰がやるの?『僕でしょ!』

今のカリキュラムのままでは、

受験教育を乗り切るための学力はつきますが、

価値観の変わる未来の社会に出て行く我が子に

必要にして十分な武器を持たせてあげられない

(=丸腰で送り出すことになる)

事を、自分自身の体験で分かっています。

しかし、

残念ながら、そんな社会に出た瞬間にゲームチェンジが

起こるとわかっていながら、

その瞬間まで今の日本の学校教育プログラムには

従わなくてはいけません。

つまり、

中学、高校、大学と進級していく

ルールとしての受験勉強は避けられない

と言うことです。

標準的な教養は必要ですので、

その部分は学校教育に従い、

そのうえで、ニュータイプとして能力を

伸ばすために必要な3ステップを計画したので、

ここで、紹介したいと思います。

【ニュータイプ育成の3ステップ】

Step.1   小学生: 脳力開発としての『算数脳を拓くトレーニング』

          能力開発としての『先取り学習』

Step.2   中高生: 学業以外に注力できる分野を探求

Step.3   大学 : 留学、起業など幅広い視野で計画をたて実践       

ステップ1は2階建て作戦です。

1階は基礎学力固めとして公文式を選びました。

公文式では、進度に合わせて先取り学習をし

目標は小学生のうちに

『国・数・英を高校卒業レベル』まで進みます。

そんなばかな?!

子どもに無理をさせることになる!

と、思われるかもしれません。

実際、僕も子どもが始めた時そう思いました^^;

たしかに、最初のうちは辛そうでした。

泣きながらやっていました。

なんども、「やめてもいいぞ」と言いそうになりました。

ところが、、、です。

辛そうだったのは、「学年相当のレベルに追いつくまで」でした。

学年を超えてくると

上のレベルをやれているという自尊心をもち、

楽しみながらより難しいことへのチャレンジ精神が生まれるのです。

これは化けるといっても良いくらいの変化です。

楽しみながらやったほうが成果が出るというのも

第2章でおはなししましたね。

小学校2年の僕の子どもは、

年長さんから初めてまだ1年半ですが、

国語:小学校5年レベル

算数:小学校5年レベル

英語:中学校3年レベル

まで到達しています。

主要3教科を小学校のうちに、高校レベルまで

修得するとどうなるでしょうか?

中高の勉強についていくのが楽になる?

もちろん、その効果はありますが、

何より、精神が安定し、行動力と判断力が伸び、

自分の責任で行動できる時期に、

受験勉強には余裕をもちながらも

自分にとって大切なことを自分のペースで探し学べる時間

持つことが出来るようになります(これがステップ2)

これこそ僕が暗黒の受験勉強時代にもっとも欲しかったものでした。

そして、その時間で得た情報と学びは、

間違いなく、その後の進路を決定する原動力になるでしょう。

大学に進学するにしても、企業や社会に出るにしても

僕のように偏差値に左右されて選ぶのでなく、

自分の意思で自分の道を選ぶことが出来るはずです。(ステップ3)

ちなみに、

公文は小学校6年間で、約150万円の投資です。

しかも楽しみながら、高校までの学力がつきます。

これに対し、

学習塾は中学校3年間で、150万以上かかり、

高校でも予備校にいくのであれば、さらにそれ以上かかります、

しかも、辛い受験勉強」としてです。

費用対効果の面でも、

子どもの人生のアドバンテージ確保の為にも、

僕は迷うことはありませんでした。

そして・・・

ステップ1の2階こそが、

『ニュータイプ育成学習』です。

学校では○か×か、点数、成績で序列をつけなければならない。

それしか共通の評価基準がないからです。

でも、これからの多様化する時代では、変わっていく価値観にあわせて、

「柔軟に対応して生きていく力」が必要となり、

それらには共通の評価基準がありません。

しいて言うなら、「自分自身が評価基準」です。

自分で過去事例のない問題を設定し、

その問題から、自分は今何を学ぶべきなのかを考え、

客観的に考えながら最適解を探していくスタイルこそが、

次世代に対応するニュータイプなのです。

その自分で考えて最適解を探すやり方って、

どこかで聞きませんでしたか?

そうです、僕が転職したときに感じた、

180度変わった後の働き方ですね。

僕は、そういった自分のエンジニアとしての経験と、

迫り来る未来に対するビジョンから

基本的に求められる能力と、

次世代に必要になる能力を検証し、

<ニュータイプとして必要な5つの思考力>にまとめました。

  • リーダー思考 :戦略・戦術、人間力
  • 生きる為の思考:認知思考・感情思考・社会的思考
  • 数学的思考  :算数脳、2D・3D空間認識
  • 論理的思考  :アルゴリズム(順序)
  • 国際人思考  :アイデンティティ(日本人らしさ)

これらの

時代が変わっても通用する能力・思考方法は

小さいときからの積み重ねによってのみ養われ、

それは、競争環境において、勝ちたいと言う気持ちをもちつつ、

楽しみながら心身ともに適応することで自然と身につく」

ものなので、親はその環境を整えてあげるだけでいいのです。

ステップ1の『2階建て作戦』をおさらいすると

1階である公文式学習によって、ステップ2、3へとつながる道を作り

2階であるニュータイプ学習では、ステップ2、3で使える武器を持つ

という位置づけですね。

しかし、今現在そのような能力の学びの場はどこにもありません。

おかしいと思いませんか?

小学校低学年から、

習字、そろばん、英会話、公文、学研など

小学生らしい一般的な習い事から始めるのに、

高学年になると

いきなり、なんの前触れもなく

4年生からいきなりトップギアで塾で受験勉強が始まるのです。

そして、受験勉強の世界は一度足を踏み入れたら、

徹底的なカリキュラムが組まれてしまい、

「受験をあきらめない限り、大学入試まで止められません」

そんな急展開についていけない子どもは

無理してついて行こうとして、心も体も壊れてしまいます。

本当に理想な流れは、

語彙の数が伸び盛りにかかる10歳までに、       

順序だてて考える基礎を、楽しみながら身につけて(思考のアルゴリズム)

計算とか式とかじゃなくて、

「数で試行錯誤して遊ぶ」という集中力と楽しさに、脳を拓いてあげる

これだけでいいんです。

それは、「いつやるか?」と言えば、

もう、6歳から10歳までなのです!」

言葉を覚え自分で本が読めるようになり、

数字のしくみを理解しつつも、分数が始まる前までが

タイムリミットです

このことがわかるまで、30年以上遠回りしましたが、

やっと理想の道を見つけることが出来ました。

そして、その場が無いので、「自分で作るしかない!」

思いました。

自分が子どもの頃には当然気付くこともできなかったし、

だれも教えてくれなかったけど、

自分が暗黒の受験時代と、イバラの道を歩んだことで、

我が子の将来の準備の為に間に合わせることが出来る

タイミングで気付き始められたのは幸運だと思っています。

<ニュータイプとしての錬成に5つの思考力>

  • リーダー思考 :戦略・戦術、人間力
  • 生きる為の思考:認知・感情・社会的
  • 数学的思考  :算数脳、2D・3D空間認識
  • 論理的思考  :アルゴリズム(順序)
  • 国際人思考  :アイデンティティ(日本人らしさ)

僕は、これらを体系的に指導するために               

日本神経言語プログラミング協会の

公認プラクティショナー、

公認ビジネスマスター

公認コーチング資格をとりました。

神経言語プログラミング(NLP)は

政治家では

オバマ大統領、クリントン元大統領、ブッシュ元大統領、
レーガン元大統領、ネルソン・マンデラ大統領なども学び、

政治に生かした自分の目指すイメージを実現するための技術です。

さらに、近代資本主義の父といわれる「渋沢栄一」氏が唱えた、

(新しい一万円札の顔ですね)

「道徳経済合一主義」

「普遍的なリーダーシップ」の基盤としての論語を重視し、

日本の論語指導の第一人者である

大阪大学名誉教授、「加地伸行」先生に師事し、

日本論語普及機構公認の「論語指導士」の資格も取得しました。

これに加えて、20年間の自動車開発エンジニアの経験から

必要とされる「エンジニア的思考法」にもとづいた、

楽しく学べるプログラミング教材も開発しています。

こうして、僕はこれら全てを駆使して、

我が子だけでなく、ライバルも伸ばし、場のレベルを上げ、

日本全体のレベルアップをめざし

未来の世界で活躍する最高の日本人を錬成することを目的としたニュータイプアカデミーを設立するこを決意したのです。