【未来教育のスゝメ】①学校には感謝して期待しない

こんにちは、5児のエンジニアパパA5です。

私は最先端の自動車開発エンジニアですが、

これから、しばらく私が肌で感じる

これから先の時代に必要な教育を

【未来教育のスゝメ】

として、シリーズで語りたいと思います。

<今日の話のポイント>

・未来に臨む教育に対して親は中立な考えであるべき。

・学校の目的を『勘違い』してはいけない。

・読み書きそろばんはもはや教育ではない。

以前書いたこの↓記事で、

『次世代社会に備える教育は10歳で完了する』

教育に一番大切なのは時代に対する

『親の想像力と危機感』である

と話しました。

そして、

『親の助言は無意味、いやむしろ毒』の記事では

『人間は受けた教育に基づく価値観でしか

子どもを教育出来ない』

とも、話しました。

つまり、

これから先はどんな時代が

やってくるかわからないのだから、

親は現時点で、

未来に臨む教育に対して

ニュートラル(中立)な考え

あるべきなのです。

少なくとも、

「自分が受けた昭和の受験教育を

同じ様に子どもにすることをやめる。」

だけでも、メリットは大きいです。

親の想像力と危機感が

未来教育にとって大切なのですが、

それよりもまず、

親の偏見や、固定観念、古い価値観を捨てるだけで、

『未来教育』にとっては

マイナスからのスタートではなくなるわけです。

それらを捨てたうえで、

今の時代の情報と自分の実感から、

来るべき未来を、 『想像』し、

必要な教育の、『仮説』をたて、

不足する教育に、『危機感』をもち

子どもに、『環境』を提供する。

これが、

『次世代社会に子どもを丸腰で出させない

ために親がするべき事』

なのです。

先生のレベルが低い、とか

学校のレベルが低い、とか、

日本の教育が悪い、とか

人のせいにしている場合じゃありません。

まず、それらは

「織り込み済み」つまり「当たり前」

として、自分の子供の教育を

考えないと。

というよりも、

学校の教育に、

未来を見据えた教育を期待すること自体が

間違っているのですから。

これは、

学校教育をディスっているのではなく

「そもそも目的が違う」からです。

日本の学校教育は、

『標準的な知識を、効率的に詰め込む』

が目的であり、

その意味では世界でトップクラスです。


そのために特化した

教育カリキュラムと内容と、システムに

『多様な価値観を、柔軟に育む』なんて

正反対のことを求める事自体が

間違っています。

明治維新後

世界に負けない教育環境を整えるべく

苦労して学制を整えてくれた

先人と日本には感謝するべき

だと思います。

その上で、

学校と先生には

『感謝して、期待しない』

これが

「未来教育に対して親がとるべき姿勢」です。

すくなくとも、

学校や先生に文句を言うのはやめましょう。

『学校の目的を勘違いしていますよ』

私は、

このややこしく、やりにくい時代に、

良くやってくれると思います。

『期待をするから愚痴がでる』のです。

子どもの教育は

国の意思でなく、

親の意思で決めるべきです。

『親の想像力と危機感』

で、仮説をたて、

それを実行する意思を持たないと。

仮説を立てるキーワードは

『ゼロベースで考える』こと、

『今ある教育の大前提を疑う事』です。

私は、もはや次世代社会に臨むには

『読み書きそろばんは教育ではない』

と仮定して、本当に必要な教育を考えました。

子どもが、10歳になるまでに、

これに気付かずに、

教育の方針を見直せないと、

『未来において手遅れになる』という

矛盾した、時限爆弾がセットされることになります。