【未来教育のスゝメ】②知識、経験、語学は不要⇒イーサンハントになれ!

こんにちは5児のエンジニアパパA5です。

前回の記事

『学校には感謝して期待しない』

・教育に親は中立な考えであるべき。

・学校の目的を『勘違い』しないこと。

・『読み書きそろばん』はもはや教育ではない。

と書きました。

今日は、

前回の終わりで触れた、

読み書きそろばんの先に必要な力

ついて考えた時に、

次世代社会で活躍するには

『知識・経験・語学が不要』であり

その代わりに

『イーサン=ハントになる』ことが、

一つのゴール

になるという話をします。

【結論】

Society5.0社会で”活躍する人”

●知識=知っている人を知っている

経験=データを正しく参照する力

語学=テクノロジーでカバー

◎AIの仕事が増える

人間の仕事が奪われる

➡人間力の仕事の価値が相対的に上がる。

◎人間力で新しいテクノロジーを活かして

イノベーション【価値創造】を起こせる人が活躍する。

【人間力】魅力、リーダーシップ、使命感、創造力など

*************

始めに、まず勘違いしないで欲しいのが、

私は、「読み書きそろばんが不要」

と言っているわけではありません。

実際、向こう10年下手したらもっと

学校ではそれが主となる教育が継続されるでしょうし(というか、そうするしかないのですが)

そもそも、

標準レベルで使えないと社会に適合できません。

読み書きそろばんは、

あくまで道具として使いこなせるレベル

が求められ、

それ自体が目的となる時代はもう来ない

という意味です。

読み書き能力が、国語の成績を、

計算処理力が、数学の成績を上げるために

有効であることは間違いありませんが、

次世代社会では

成績に価値は求められません

逆に

何に価値があるのかに気付き

それを活用する力

が求められます。

受験教育で、

答えのある問題を早く正確に解く

訓練ばかりをしてきたのに、

社会に出たとたんに、

答えの無い問題に最適で価値ある解を生み出すことを求められる

ということです。

普通に考えてキツイですよね。

今ですら、外出先でわからない表現や

知らない単語があっても

『グーグルさん』に聞けばわかるので、

昔のように

『物知り=賢い』という

知識の価値はなくなりました。

買い物だって、

『ICタグでカゴごと清算』できたり、

『カメラが商品を認識して自動で清算』

『足りなくなったら自動でチャージ』

してくれるのでおつりや、残高を気にして買い物をすること

もありません。

処理能力としての計算そのものの

価値もなくなりました。

そろばんをディスるわけではないですが、

(私も1級持っていますし、指と脳の発達に有効な事は明確です)

今、エンジニアとして開発の仕事をしていて

2桁x2桁の掛け算を暗算で瞬答することに

価値を求められる状況は少ないです。

語学力も、

教育システム上受験科目としては

なくならないと思いますが、

実社会での価値は同じく下がるでしょう。

2020年の現在ですら、

ポケトークや、スマホのアプリなど

逐次通訳レベルなら

差し支えなく使える技術がありますし、

グーグル翻訳を使っている人なら、

この5年で精度が飛躍的に向上した

ことを実感している人も多いと思います。

翻訳のテクノロジーが今から15年後の

シンギュラリティ(技術特異点)

AIの処理能力>人間の処理能力

となった社会で

今からちょっと良くなる程度のレベルで

とどまるでしょうか?

翻訳機に至っては、

ウェアラブル端末がもっと進化して、

コンタクトレンズがディスプレイになり、

見た文字をリアルタイムで翻訳したり、


ピアスサイズの同時通訳機が、聞いた外国語を通訳するレベルになると思います。、

さらに、

脳から直接脳波を読み取って

考えを相手に『アウトプットして伝達』し、

相手の情報も『受信してインプット』してくれる

ブレイン・コンピュータ・インターフェース

(BCI)という技術も研究されています。


そうなると、語学は

趣味・学科としては残るけれど、
コミュニケーションツールとしての

学習・修得の必要性は下がります

それにまつわる職業については

いわずもがなでしょう。

ちなみに、BCIが実用化したら

先に述べたグーグルの知識や、

データベースからの検索も容易に

できるでしょうから、

さながら、『超能力者』

みたいになるでしょうね。

そんなの大げさだ!

と思うかもしれません。

「はい、その通りです。」

わたしも、大げさだなぁと思います。

だって、今の時代では想像できないから。

ですが、

人間の欲求に合ったテクノロジーは必ず進化する。

これは、歴史が証明しています。

子どもが生きる未来は

どんな時代になるかわからない、

何に価値が求められるかわからない、

だからこそ、今のうちから

答えの無い問題に最適で価値ある解

を生み出す

【思考の箱】の素地を育むことが必要なのです

ちなみに、

最先端のテクノロジーに感動した

『ミッションインポッシブル』

第一作は1996年、今から24年前です。

映画に出てきた

突拍子もない、スパイテクノロジーは

2020年の現在

全て実用化されています。

なぜ2020の今でも

イーサン=ハント(トム・クルーズ)は

新しいテーマで

活躍しているのでしょう。

テクノロジーやAIが

人間の替わりに出来ることが増えると

人間の仕事が奪われると、

よく言われますが、

私は正反対だと思います。

AIやテクノロジーが人間の替わりに

仕事をする分だけ、

人間にしかできない、

人間的魅力、リーダーシップ、使命感

創造力が求められる仕事に対する

価値が相対的に上がり、

Soeicety5.0次世代社会では

そういう人物から生み出される

テクノロジーを活用した人間力による価値創造

つまり、

イノベーションが求められる社会

になっていきます。

もちろん、彼ほどレベルになれなんて言いません。

ですが、

AIが人間の能力を超え、

人間の働き方は以下の4つに分類され

Society5.0(シンギュラリティ)時代では、

①テクノロジーを活用し、価値創造・発展へ貢献(人間)

抽象度【高】

②テクノロジーを活用し、社会維持(AI)

③テクノロジーは使わず、価値創造(X構造的に矛盾、宗教とか)

④テクノロジーは使わず(AIの指示)、社会維持へ貢献(人間)

抽象度【低】

人間の働き方は①④の2極化するでしょう。

①は時代を作るダイナミズムを感じることができ、収入も価値創造へのリターンとなり高め。

④は現場の事象や、物事の実感・肌感を直接的に体験できる働き方。

優劣をつけるつもりはありません。

ただ、昭和・平成の時代とは異なり

全員が同じ方向を向く仕事観とは正反対の時代が来る事を想定して、

親は、子どもがどちらでも選べるように準備してあげるべきです。

そしてそれは受験勉強が始まってからでは”遅い”という事も

付け加えておきます。

【結論】

Society5.0社会で”活躍する人”

●知識=知っている人を知っている

経験=データを正しく参照する力

語学=テクノロジーでカバー

◎AIの仕事が増える

人間の仕事が奪われる

➡人間力の仕事の価値が相対的に上がる。

◎人間力で新しいテクノロジーを活かして

イノベーション【価値創造】を起こせる人が活躍する。

【人間力】魅力、リーダーシップ、使命感、創造力など