昭和の勝ち人×令和の勝ち人

こんにちは、

ニュータイプアカデミー学長の古野です。

これからの時代に必要な人材を語るにあたって、まず

「勝ち人の定義」

について触れたいと思います。

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昭和(平成)の勝ち人

①みんなが走る競争で強い人 (資格試験、有名大学、有名会社)

②科学、法律、工学、医学など個別領域の専門家

③自分で何でもできるすごい人(マルチプレーヤー)

これに対し、

令和の勝ち人

①あまり多くの人が目指さない領域のいくつかでヤバい(実績)の人

②夢を描き、複数の領域をつないで形にする人。 自分なりのPerspective(視点、方針)を持っている。

③どんな話題でも、それぞれ自分が頼れるすごい人を知っている人 (自分が全てをやらなくても、目的を達成できる)

昭和の勝ち人を作るには(なるには)、

決められた答えを早く正確に出す事務処理能力(受験勉強)で成績が良いことが条件でした。

やればやっただけ、数字として成果のでる努力・学習方法が最善であり、それは今でも、学校ではそのように指導されています。

これは成績をつけなくてはならないので、ある意味仕方ないのですが、

令和以降の次世代で活躍するにはこの能力だけでは、不十分です。

これからの時代の人に求められる能力とは

「人が人らしい価値を提供することにフォーカス」されていきます。

昨今、「AIが人間の仕事を奪う」といったエキセントリックな表現でマスコミがあおっていますが、

これは言い方を変えれば、

「AIが人間の仕事(やりたくない、めんどくさい)代わりにやってくれる」とも言えます。

では、そんな時代に人間は何をするのかというと、

「データとAIの力を活用して予測し、変わりゆく時代に何が必要なのかを見極め

問いを立てる、総合的に見立てる、人を奮い立たせる、方向を定める力

つまり、

生きる力・人間力が求められるようになります。

この力を持った人が「勝ち人」になっていくのであり、

それは、「昭和・平成」の教育、受験勉強では身に付きません。

ニュータイプアカデミーではこの生きる力として、

  • 考え方を知る力
  • 感情をコントロールする力
  • 伝える(社会性を理解する)力

を、幼いころから習慣的に身に着けていきます。